自宅や仕事場、さらには車やバイク、自転車に至るまで安全に使え、そして安心していられるためにはなんといってもカギが不可欠です。
これがあることによって自宅の中にある貴重品を守ることができますし、家そのものを荒らされる不快感を退けることができます。
言ってみれば数ある大事なものにかける中でも、家のカギはいちばん重要なものと言えるでしょう。
とはいうもののこれだけの重要性を与えられていながら、どちらかといえば小さなアイテムですのでうっかり紛失してしまうという事例は後を絶ちません。
スペアを作ってくれる店があり、そこで簡単に作ってもらうことができるので、やれやれということになりますが、考えてみれば紛失した場合、知らない間にスペアを作られているということにもなります。
叔父の家では、ちょうど新しく家を建て替えたばかりというとき、次女がバイクにつけっぱなしにしていたキーケースごと盗まれてしまったことがありました。
当然のことながら家のカギもついていて、ドアごと交換かということになってしまいました。
あいにくシリンダー部分だけの交換ができないドアでしたので、ドアの交換を検討したところ、２０万円以上もすると言われ、ドアの交換はあきらめ、スクランブルロックキーを設置することにしました。
これによるメリットは、自宅を出て生活している長女がフラッと寄ったとき、誰かが中にいる状態ならスクランブルロックだけによる施錠なので、番号入力だけで入れるということです。
私も職場で使っていたことがあり、扉が閉まれば自動的にロックされることから、ほんの少しならいいかという開けっ放しの状態を避けることができます。
お隣さんへ行くとか、近くのコンビニまでといった時なら、カギを持たずに出かけられますので紛失の心配もなく、家族みんなが安心して出入りできるようになるのではないかと思います。
空き巣によって簡単に開錠されてしまう今の世のなかでは、開錠するためのアイテムがいらないセキュリティも必要なのかもしれません。