ありとあらゆる所にカギが設置されているため、便利な一方それだけトラブルが起こりやすいのも事実です。
住宅の玄関に最低一つは付いており、ガラス窓の窓枠にクレセントがあります。
勤め先には金庫、机の引き出し、ロッカー、南京錠があるかもしれません。
そして日常乗る自動車やバイクにもちろんついています。
これら全て、トラブルがあるとカギ業者が対応してくれるのです。
業者の技量は侮れません。
多くの自動車ではリモコンでドアの開閉ができるスマートキーを採用しているので、インロックといった事態や差し込んで回そうとすると折れるといったトラブルは起こり難いでしょう。
ですが、紛失は起こりえるのです。
IC番号がカギに埋め込まれたイモビライザー付きのものでなければ、簡単にエンジンを掛けられますが、付いていればそうとは行きません。
ところが、中にはそうしたIC番号が埋め込まれたモノであってもエンジンを始動させることができる業者がいるのです。
全ての車種ではありませんが、車から電子情報を読み取り、その場でエンジンスタートさせてしまいます。
車に専用の機器を接続し読み取るのですが、メーカーはもとより車種によって解析方法が違うため、その分技術習得しなければなりません。
簡単にエンジンスタートできたとしても、そこには並々ならぬ努力があるのでしょう。
また、バイクでエンジンスタートしようとして、途中でぽっきり折れることがあります。
折れてしまったので、折れた部分はシリンダー内に入ったままで、別のものを用意して差し込もうにも入られられません。
中に入ってしまっているので、シリンダー交換しかなく、3万円以上の出費は覚悟しなければならないのでしょうか。
ですが、ここでも業者は活躍できるのです。
専用の器具を用いて上手に折れた部分を引き抜くことができるのです。
業者の技量には恐れ入ります。
金庫の解錠では、技術ではなく知識であける方法もあります。
ダイヤル番号が分らず解錠不可能となった金庫の番号は意外と買ってきたまま変更していないことがあるのです。
今ではないでしょうが、以前ではその番号が同じであった事があり、業者はその番号を知っていたため難なく開けられることも出来ました。
カギ業者の技量と知識には驚かされます。
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